David Cutlerの名言

う~ん最近仕事がキツい!
進め方に問題が無いのならば、忙しいってことは需要があるってことだから良い事なのだけど、
体がキツくなると精神的にもくるな。。

Windows NT の開発リーダーだったDavid Cutler は、
リリースに向けて燃え盛るプロジェクトのメンバーに対してこう言った。

「今は辛いと思っているかもしれないが、後になって今こそが人生最高のときだったと気付くだろう」

要するに、技術者たるもの大変な局面を乗り切ったというシビれる経験こそが実は喜びであり財産なんだよと。
なお、Cutlerの発言に対する NT 開発者のコメントがウケる。

「今が最高のときだとしたら、俺の人生はとんでもないことになる」

Central America Trip 7

夜にティカル国立公園に到着し、広大な密林の中のロッジに宿泊。
どのくらい広大かというと574平方km、帰国してから調べたところ、東京都23区が623平方kmなので、大体同じくらい。
南は大田区から北は足立区までの広さの密林が続いていて、その中のティカル遺跡という謎のピラミッド群があるという感じか。

ティカル遺跡を見学する場合、多くの場合は

「早朝トレッキングで遺跡の頂上からジャングルに昇る朝日を見る」

というのがオススメになっている。
これをするためにジャガーインという宿に泊まった。
ここの宿では毎朝英語ガイド付き案内ツアーを実施していて、宿泊料金に含めているとのことだった。

このガイドさんが英語がめちゃくちゃ上手かつティカル遺跡(に限らずマヤ文明や中南米の歴史、もしくはジャングルにおける動物の暮らし、植物の種類などなど、、、)にとても詳しく、話を聞いているだけでとても楽しいし、質問をしたら何でも答えてくれる!ジャガーインの英語ガイド付き早朝トレッキングツアーはぜひオススメしたい。

色々な話を聞きつつヘッテンをつけてジャングルを進む。
2時間くらいしたところで最も高いピラミッドである4号神殿に到着し、これを登って朝日を待つ。

朝靄がかっていて綺麗な朝日は見れなかったけど、地平線まで続くジャングルに遺跡のピラミッドが頭を出している、とても神秘的な光景を楽しめた。

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朝日を見た後は一旦ロッジに戻って朝食。少しゆっくりして再度遺跡へ。
今度は低いピラミッドや、当時(西暦500年ごろ)の人々の住居を見学した。

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天体の動きに完全に合わせてつくられた建築。
数年前にペルーのマチュピチュに行った時もびっくりしたけど、
なぜ当時の技術でこんな高度な天体観測ができたのか。。。そもそもそのモチベーションは。。

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朝来た4号神殿にまた登った。(写真左奥、実際の距離にして10キロ程度先に飛んでもない量のスコールが降っていた)

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セイバの木(Ceiba)。白い樹皮を持つ巨木で、マヤ民族にとっての聖なる木で、グアテマラの国木でもある。

Central America Trip 8 へつづく

Central America Trip 6

アンティグア最終日。

3日間の滞在だったが、アンティグアという街はとても気にいった。
コーヒーは美味しいし、景色も素晴らしい。
滞在したポサダデ・ドン・ロドリゴ・アンティグアに出会えたのも本当にラッキーだった。

数百年前から使っているという調理器。ジャガイモを水に溶かしたものを焼き、トルティーヤを作る。

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この日は朝から街を散歩して市場などを散策。

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その後、ラ・メルセー教会に行って、これからの旅が無事をお祈りをした。

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これにてグアテマラの古都アンティグアの滞在は終わり。

次なる目的地のために首都グアテマラシティーのラ・アウロラ国際空港に向かった。
自分たちは同じグアテマラ国内のフローレスという街までセスナで飛ぶ予定なのだが、
ここでハプニング発生!(教会でお祈りしたばかりなのだが、、。)

自分たちが確かに購入したフライトなのだが、
チェックインカウンターで

「もう搭乗手続きを終えてしまったので、乗れません。」

と言われる。いやいや、あと30分もあるじゃない。

「por favor!(プロファボール!)」

とスペイン語で「お願いします!」と連呼するも、
スタッフの女性はマニュアル本みたいなものをペラペラ見て首を横に振る一方。
色々と戦ったところ、事情は分かってきた。
要するに、俺らが来ないと思ってキャンセル待ちの人たちを乗せてしまったようだ。
なので、こちらは全く悪く無い。

「なんだよ〜!それはそっちが悪いんだろ〜!」

もはやスペイン語はおろか英語ですらなく日本語で怒る。
そうこうしているうちにセスナが出発。

この時点で返金されたところで、この日はもう飛ぶセスナは無い。
しかし、自分たちは何としてでも現地に向かわないと、その後の旅行行程が、、。
結局、カクテルツアーズのMAXが最高レベルのアドリブで機転を効かせてくれて、
最寄りの空港から同じ行き先に飛ぶ普通の航空便を手配してもらった。

う〜ん観光都市のアンティグアで観光客精神になってしまっていたか、、
ここは中南米だった。油断しててはダメだ!

タクシーで国内線ターミナルに行き、急いで搭乗手続きを終えて
なんとか間に合ってアビアンカATR 72-600 (72-212A)という機体で
本来の目的地のフローレスに飛んだ。同じチケット代でセスナよりグレードアップして良かったとポジティブに考える!

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現地に着くと既に夜。そこから世界最大の古代マヤ遺跡であるティカル遺跡に向かった。
途中、カクテルツアーズの添乗員であるMAXからフローレスのガイドに

「この日本人はポジョカンペーロ(※)を食べたがってるからドライブスルーに寄ってやってくれ」

※グアテマラではケンタッキーやマクドナルドより有名というファストフードチェーン。

という情報が伝わっていたため、
途中ポジョカンペーロを経由するも、なんかあんまお腹減ってなくてトルティーヤ1つだけ頼んだら露骨に嫌な顔された。笑

この日の宿はティカル遺跡のある国立公園内のロッジ。
周りはジャングルでホエザルや色々な動物の鳴き声が聞こえていた。。

Central America Trip 7 へつづく。

アベくんのガッツポーズ

前回恵比寿に行った時に3級落としてガッツポーズしたら、

「え?なにそのキモい動き。。」

みたいなったんだけど、これアベくんのガッツポーズですよ!
動画ファイルだけあったからリメイクしてvimeoにアップしちゃったよ。
ヒップホップ好きのアベくんなのでBGMウータンにしてみた。

印西行った時だったか。

Bouldering Day 289

J&S恵比寿。

月末コンペに向けてセッターの癖を見抜いてやるぜ!
ってことで恵比寿へ。
ゴッサン、OJさんを始め、宮川さん、本間さん、日巻さん、ハナさん、、と皆さん元気そうで何より!

まずは宮川さんから階段下のオススメ4級、3級を教えてもらって打ち込み。
4級はサク撃。3級はハマりかけたけどスタンス発見したら処理できた〜。

***

x-cultの持ち感、気持ち良いね!

その後はアングラのアッコさんが作っていったという課題。
恵比寿の左壁でこんな課題が生まれるとは新鮮!

う〜ん!いわゆるサイファーという動きなんだけど、慣れてない!対応できない!
この課題では上に行くのと、右に移動するのを同時にやらないといけないけど、
どの箇所でどの推進力を生むのかというのを試行錯誤していた段階でフィニート。
これはマズい!が、新たな課題も見つかったので良かった。練習するぞ!

ちなみに下記はBen Moonが登ってるサイファーという薄かぶりのカンテラインの課題。
う〜ん、、最高に合理的だな〜、理にかなってる動きだな。
アウトサイドフラッギングといい、クライミングにおける物理的に整合性がある動きってのは見ていて気持ちい!
サイファーパンツもこれが由来なのかしら。)

その後はみんなでご飯にいってクライミングの話をして終了!楽しかった!

Bouldering Day 288

菊川HeadRock。

今日はこちらの3級に打ち込んで撃破。

***

今流行りのKilter Teagan Kaijuのニョキとしたホールド。下部はこれを持って、中盤はこれでヒールする課題。
棒の先端の天面をピンチして持つとやっぱ悪くて、棒の側面をラップして持つのが一番だねぇ。
ピンチは「居る」ことは出来ても「引く」のがキツイ!
逆に言うと、ラップで引き込んだ時のテンションに、ピンチで耐えられるようになれば強くなれそう。

ただ側面をラップして持つと手首傷めそうで怖い。。
バルジとかルーフに入れてるジム多いよね。
セットしやすいっていうか使いまわせて展開力があるのかしら。。

***

その後は白四角2級に着手。下部はアッサリ解決したけど、
ゴール下のポケットとゴミカチの使い方がわからず。。
この2つを保持することに決めるなら決めるで、その前にキョンとかで居場所を作っておかないと、
動的なシーケンスの中でこの2つを使うのは悪すぎる。。なんかやりかたあるんかなぁ。

クライミングシューズのサイズ

自分用メモも兼ねて、今まで履いたクライミングシューズのサイズ(あと自分向けの感想)を書くことに。

Python 38
結構攻めた。すごいターンイン。つま先穴あくまで履いたけど、それでも良かった。スラブも対応できてた。ヒールも良い。トゥフック用のゴムが取れてきてしまうのが難点。

Solution 39
結構快適。道具としての性能はやっぱすごい。なんでもできる。

Team5.10 US8
攻めてないけど痛い。。しかも痛いのにつま先が余ってる感じがしてマイクロスタンス苦手だった。。潰して効かせるヒールは意外と良かった。

instinct vs 39
普通に攻めた。長時間は履けないけど立ち込み最強。トゥもヒールもソリューションまではいかないけど高次元。

stix 39H
結構快適め(初のソックス前提)。パイソンに似た感じ。ヒールよし。トゥフックはソリューションとかで楽しすぎてて、こっちだと難しく感じた。

shark 2.0 40
これ以上下げたら履けない位攻めた。。けど、足入ったら結構快適。靴自体は硬さが良い。フリクションも感じる。結局外では履いたことなかったけど、どうだったんんだろう。トゥもヒールもそこそこ。

genius 38H
結構快適。後半ちょっと伸びて外だと厳しくなった。P3でジムだと大丈夫。ヒールの品質が厳しくて亀返し下部とか全く対応できず。。トゥは紐だけどソリューションくらい効いた。

futura 38 
新品ジャストサイズだけど伸びたらどうなるか?緊張感あるスタンスの足残り具合とかは最高。

arco wide US8
横幅広くて楽。でも微妙に親指の乗る場所がズレてる感じ。。

skwama 38h
結構攻めたけどなんとかビニール袋無しでも履ける。
4回〜5回くらい履いたら多分馴染みそう。
立ち込みとかヒールはすごい良い感じ。

心のチキンスープ

バスの乗客は、白い杖を持った美しい若い女性が慎重にステップをのぼってくるのをはらはらしながら見守っていた。彼女は手探りで座席の位置を確かめながら通路を歩いて、運転手に教えられた空席を見つけた。座席に腰を下ろすと、ブリーフケースを膝に載せ、杖を脚によせて立てた。
 34歳のスーザンが視覚障害者になってから1年になる。誤診のために視力を失って、彼女は闇と怒りと苛立ちと自己憐憫の世界に突き落とされた。ひと一倍独立心の強い女性だったのに、残酷な運命のいたずらのせいで、ひとの助けを借りなければならないのが辛かった。
「どうして、こんな目にあわなければならないの?」彼女は怒りに胸をつまらせて嘆いた。だが、いくら泣いてもわめいても祈っても、辛い現実が変わるはずもないことはわかっていた。視力は2度と回復しない。
 以前は明るかったスーザンの心は、重い鬱の雲に覆われた。毎日をやり過ごすだけでも、苛立ちや果てしない疲労の連続だった。彼女は必死の思いで夫のマークにすがった。
 マークは空軍の将校で、心からスーザンを愛していた。視力を失った彼女が絶望の淵に沈み込んだとき、マークはなんとか妻にもういちど力と自信を取り戻させよう、もういちど独立心を回復させてやろうと決意した。軍人であるマークは、扱いの困難な状況に対処する訓練を充分に受けていたが、その彼でさえ、これはこの上なく厳しい闘いになることを知っていた。
 ついに、スーザンは仕事に復帰する決心をした。だが、どうやって職場に通ったらいいだろう? 以前はバスを使っていたが、ひとりで街に出るなんてもう怖くてできない。マークが、毎日車で職場まで送って行こうと申し出た。2人の職場は街の反対側に分かれていたのだが。はじめ、スーザンは喜んだし、ほんのわずかなことにも大変な思いをしている妻を守ってやりたいというマークの気持ちもこれで満たされた。
 ところがしばらくすると、マークはこのままではいけないと気づいた。そんなことを続けるのはどう考えても無理だったし、負担が大きすぎる。スーザンはひとりでバスに乗ることを覚えなければいけないんだ、とマークは自分に言い聞かせた。だが、彼女にそう言うと考えただけで、彼はひるんだ。それでなくても頼りなく、怒りにさいなまれているのに。そんなことを言われたら、どうなるだろう?
 マークの予想どおり、またバスに乗ると考えただけで、スーザンは震え上がった。「目が見えないのよ!」彼女は苦々しく答えた。「どうすれば行く先がわかるの? あなた、もうわたしの面倒を見るのがいやになったんだわ」
 こう言われてマークの心は傷ついたが、しかしなすべきことはわかっていた。彼はスーザンに毎日、朝晩いっしょにバスに乗ってやると約束した。彼女がひとりで大丈夫と思うまで、どんなに時間がかかっても。
 そのとおりになった。まる2週間、軍服を着て支度を整えたマークは、毎日スーザンの送り迎えをした。残った感覚、とくに聴覚を働かせて、自分の居場所をつかみ、新しい環境に適応する術をスーザンに教えた。バスの運転手ともなじみになり、彼女に気を配り、座席をとっておいてもらえるようにした。
 そのうちに、スーザンも笑い声をあげるようになった。バスを下りるときにつまづいたり、書類が詰まったブリーフケースを通路に落としてしまうといった運の悪い日にすら、笑顔が出るようになった。
 毎朝、2人はいっしょに出かけ、それからマークはタクシーでオフィスに向かった。車で送迎するよりももっと費用がかかったが、マークは時間の問題だと知っていた。スーザンはきっとひとりでバスに乗れるようになる。彼はスーザンを信じていた。視力を失う前の、何があっても恐れずに立ち向かって、決してあきらめなかったスーザンを。
 ついに、スーザンはひとりでバスに乗ると言いだした。月曜日になった。スーザンは出かける前に、夫であり親友でもあるマークの首に両腕をまきつけた。彼の誠実さと忍耐と愛を思って、スーザンの目に感謝の涙があふれた。「行ってきます」。2人は初めて、べつべつに出勤した。
 月曜日、火曜日、水曜日、木曜日……。毎日は無事に過ぎていき、スーザンの気持ちも、かつてなかったほど明るくなった。やったわ! 自分だけで出勤できるんだ。
 金曜日の朝、スーザンはいつものようにバスに乗った。料金を払ってバスを下りようとしたとき、運転手が言った。「あんたはいいねぇ」
 スーザンは、まさか自分に言われたのではないだろうと考えた。いったい誰が目の見えない女性をうらやむというのだろう。この1年をやっとの思いで生きてきたというのに。不思議に思って、彼女は運転手に聞いた。「どうして、いいねぇなんて言うんですか?」
 運転手は答えた。「だって、あんたみたいに大切にされて、守られていたら、さぞかし気分がいいだろうと思ってさ」
 スーザンには運転手の言っていることが全然わからなかったので、もう一度尋ねた。「どういう意味なの?」
 答えが返ってきた。「ほら、今週ずっと、毎朝ハンサムな軍人が通りの向こうに立って、あんたがバスを下りるのを見守っていたじゃないか。あんたが無事に通りを渡って、オフィスの建物に入っていくのを確かめているんだよ。それから、彼はあんたにキスを投げ、小さく敬礼をして去っていく。あんたはほんとうにラッキーな女性だよ」
 幸せの涙がスーザンの頬をつたった。目には見えなくても、マークの存在がありありと感じられた。わたしはラッキーだ。ほんとうにラッキーだわ。彼は視力よりももっと力強いプレゼントを、見る必要などない、はっきりと信じられるプレゼントをくれたのだった。闇の世界を明るく照らしてくれる愛というプレゼントを。

(シャロン・ワイダ)

Bouldering Day 287

T-wall錦糸町。

少し時間があったので登りにいくことに!
HeadRockは休みだったので、130度壁が変わったと話題のT-wall錦糸町へ。
ついたら、ミナミさん、タカさん、カオリちゃんがちょうど帰る頃。
どうやらタカさんのブラインドクライミングのコンペに向けた最終調整とのこと。

トップロープとはいえ目が見えない手探りで11台後半をOSするってのは
健常者からしても全然凄い。。。

自分は130度を打ち込み。2時間にしてはヨレきれたので良かった!
動画は3級課題の失敗テイク。まさかのピンボケ!
この後成功したものの動画撮ってなくてタイムアップ・・・。