アベくん写真集

騒ぐアベくん

ヒップホップな街・渋谷が似あうアベくん

カメラのキタムラ渋谷店の現像を待つ間、東急の本屋さんにて本購入を検討するアベくん

オシャレな街にたたずむアベくん

枕と枕カバーのサイズ互換性を気にするアベくん

プレミアムモルツしかないお店に不満のキリン派のアベくん

撮影日:2011/09/23
機材:Canon EOS 7D + Tokina AF 193 19-35mm f/3.5-4.5
モデル:アベくん(@yabes_beats

南アルプスの仙丈ヶ岳に登った日

9月18日〜19日で、マチュピチュ以来のひさしぶりの登山に行った。ケートクさんに誘ってもらって行った山なので、詳細はケートクさんの日記を参照のこと(ずるい)。

CONTAX TVS IIだけ持って行きました。

とにかく多くの高山植物があって、緑の深い山だった。

登山をしている時間の割合的には、森の中が半分で、もう半分は沢沿いの道や稜線、森林限界を超えているところを歩いていて、変化に富んでて飽きなかった。

森林限界付近の、背の低い植物が生い茂っている世界は、金峰山で見たものと近かった。

おつかれさまでした、ありがとうございました!>メンバー各位

CONTAX TVS IIを買った日

「空気を写す。」

とか

「赤の中の赤を写す。」

とか、なかば神話気味に言われているドイツのレンズメーカー、カールツァイス社製品の光学性能。「なかば神話」と言ったのは、半ば事実だと思っているから。やっぱりWebや様々な写真展などでツァイスで撮られた写真を見ると、なんとも言えない、凛とした空気感、空気の湿り気というか、重さ、、etcを感じる。最初はプラシーボかと思ってたが、どうやらそうじゃないらしい。

普段使ってるキヤノン用でツァイスを利用するには、同社がキヤノン用に提供しているZEマウントの製品を使うしかないが、実はこれがオートフォーカスがきかない。ちょっと一眼レフデジカメでオートフォーカス無しは厳しい。

(ちなみに、Sonyはカールツァイス社と製品の共同開発をしているので、Sonyのαシリーズでは、しっかりオートフォーカスを利用してカールツァイスレンズを利用可能!最初に知っていれば・・・。)

現状の自分が一番手軽にカールツァイスレンズを楽しむ方法は、

「カールツァイスのレンズを搭載しているコンパクトフィルムカメラを手に入れる。」

であり、ずっとネット上や街の中古カメラ屋で状態が良くて安いものを探していたのだけれど、先日ついに、実現させることができた。最終的には、極楽堂というお店に赴いて購入した。(ちなみに、このお店のホームページのUIはとても奇抜で良いと思う。)

買い物に付き合ってくれた、ダダ先生、バンプ先生、ありがとう。

憧れてたレンズをやっと手に入れた・・・。これからどんどん撮って行きたいと思います。

汗になってチル

ここ最近のチルウェイブやダブステップの作品は本当に良いものが多いですね〜!ぜんぜん知らなかった・・・。

イタリアはミラノを拠点に活動するMicroclinicというアーティストの、2010年発表の『Shield EP』からの1曲。なんか重いのか軽いのかわからなくなってくるような深淵なるダブ。。う〜ん良い。プロモも良い!!

Lomography LABOで現像した日

トイカメラとして有名なLomoは、実は日本にも専門店があって、渋谷にあるLomography Galley Store Tokyoというフラッグシップ店ではフィルム現像もやってくれているのえ、ちょっと前にisanoと一緒に行ってきた。別にLomoのフィルムでなくても、FujiでもKodacでも何でも良い。8月27日に現像に出したところ、じっくりプロの手で現像するのか、35mmフィルムだけど一週間待ちの9月3日受け取り。
肝心の仕上がりは満足のいくものだった。オシャレなパッケージでCD焼いてくれてのも嬉しいし、プリントでは「白ふち+マット」や「ふち無し+光沢」のような仕上げも。

お店の中にはトイカメラ用のプラスチックレンズがあって、しかもキヤノンとニコンはマウントアダプターもあるから、トイカメラのレンズつけた一眼レフデジカメなんてのも体験できる。

ちなみにこれはプラスチックレンズでキヤノンEOS 1000QT フィルム撮影したもの。
とうぜん電子接点などなく、すべてマニュアル制御なので、なかなかニワカには厳しい。。

それにしても、数年前にトイカメラブームがあったけど、今もう一回盛り返してるのでは?iPhoneの影響?

ペルー旅行期(3日目)

高山病で酷い頭痛にうなされた夜だったが、街や丘の遺跡をかなり歩いていて疲れていたので、なんとか眠いにつけた二日目の夜。目が覚めたらだいぶ頭痛も無くなっていて、体が順応してきているのを感じた。

3日目はマチュピチュ遺跡に行った。マチュピチュはあまりに多くの観光客が訪れていて、状態の保存などの問題から、最近は入場は完全に予約制で、最低でも前日からの予約が必要ということに注意が必要である。
クスコからマチュピチュ遺跡に行く方法はいくつかあるが、PERU Railという鉄道で移動した。とはいえ、PERU Railの始発駅はクスコではなく、隣町ポロイなので、車で20分くらいかけて移動。
この移動中に初めてクスコの郊外を目の当たりにしたが、やはり中心部の教会や歴史的建造物が沢山あるところに住めるのは一部の人で、郊外にはやはりスラム街が広がっていた。

ポロイについたらPERU Railに乗車。ここから2時間半程度かけて、マチュピチュの麓の街であるアグエス・カリエンティスに向かう。

綺麗な車体だった。全席予約制で乗り心地も良かった。

アグエス・カリエンティスについたらバスにのってマチュピチュ遺跡の移動。てっきりハードなトレッキングがあると思っていたら、遺跡まですごい山道を登って行くバスがあった。


アグエス・カリエンティス駅を降りたところ。チケットを買えば、10分以下の間隔で運行するマチュピチュ行きのバスにすぐ乗れる。

あらかじめ購入・プリントアウトしたバーコードで遺跡に入る。マチュピチュでもクスコと同様に英語のガイドさんがいて、説明をお願いすれば親切に対応してくれたし、質問にも的確に答えてくれていた。胸に公認ガイドというようなマークをつけている人は特に詳しいようだった。


ガイドのアンディ。聞き取りやすいカタカナ系の英語の発音だった。

石造りでこれだけの曲線を作るという謎の建築技術。ここには、南と東を向いた窓があり、それぞれ夏至と冬至に差し込む太陽の光で、天体の動きを観測していたらしい。星はいつでもどこでも人を夢中にさせるのか・・・。

そして、テレビや世界史の教科書で何度もみた角度、世界的に最も有名なビュー。実際にみるとやっぱり感動した。なんでこんな山の上に、こんな巨大な都市を造ったのか?宇宙の何が当時の人達を魅了したのか?

一度は行ってみて損は無いです。。

マチュピチュ界隈の遺跡は周りの山にもあり、2日間に分けて見る予定だったため、初日はこのくらいで下山。ホテルへ戻った。実は、マチュピチュの麓の街「アグエス・カリエンティス」の名前の意味は「熱い水」であり、実はこの街には古くから温泉があるということを聞いたので、入湯してみたが、日本人としてはぬる過ぎてとてもじゃないけど温まれなかった。あと日本の温泉と違って常にお湯が新しく入れ替わっているわけではなく、かなり汚かった気がする。。

アグエス・カリエンティスの街自体とても小さいので、2時間もあれば大体の全て回れてしまう。ここでベビーアルパカのポンチョを購入した。最初は35ドルと言っていたが、交渉の末10ドルで買えた。もちろん、観光地の土産店なので値札なんてものはついていなくて、35ドルというのも日本人向けの値段で、もっと粘れば5ドルでも買えた気がするが、そこはノブレスオブリージュの精神で購入した。

そんなこんなで3日目も終了。

ペルー旅行記(2日目)

ペルーには、コスタ(海岸地帯)、シエラ(山岳地帯)、セルバ(熱帯雨林地帯)という3つの地域があって、本当にそれぞれ動植物も違えば、人々の暮らし方も違っていて面白い。共通して言えることは、どの地域も食事が美味しいということ。肉というよりは果物やサラダが多くて良かった。

2日目、コスタであるところの首都リマから、シエラに位置づけられるクスコへ飛んだ。ちなみに、機内の飲み物には、かの有名な、インカ・コーラがあった。このインカ・コーラ、コカ・コーラをおさえてペルー国内シェアNo.1のコーラという結構無茶な飲み物だった。

味は甘味が強くて、日本のかき氷のシロップをちょっと薄めて炭酸を入れたという感じ。シェアNo.1なので、当然ペルーのどこでも飲む事が可能。

空港についたら、既に標高3600mで、明確に空気が薄い。これから数日間この標高で過ごすので、とりあえず無理せずに体を慣らす事を意識した。

到着ゲート出たところにはThe North Face CUSCO店の広告。確かに機内からはアンデス山脈がしっかりと見えて、こういうところでも山岳地帯ということを感じた。

空港から15分くらい車で移動し、ホテルへチャックイン。ホテルはクスコ中心部のアルマス広場に近いところ。

荷物を預けたところで、コカ茶をいただいた。

味はビミョ〜な。。まぁコカといっても乾燥してあるから、別に期待していた効能もなく、まぁ普通の葉っぱでお茶いれてみましたという感じ。

部屋に荷物を置いて、早速クスコ観光。クスコは古代インカ帝国の首都で、今でも多くの遺跡や、かつてスペインから侵略をうけて建てられた教会が残っている。

街には英語のガイドが常にいて、その人達に説明を頼むと建物の歴史や、現在のクスコの人々の暮らし方などについて教えてくれる(英語だけど)。親切にしてもらったら1ドル程度のチップを渡すと良いらしい。クスコはペルー最大の観光都市ということもあり、基本的にドル払いOK。

(彼女も一家の稼ぎ頭かもしれない。)

ただ、注意が必要な点としては、最近ペルーでは偽札が多く出回っているため、ひどく汚れてたり、数ミリでも破れてたりすると、受け取ってもらえなかったりするので、やはり少しはソルに換金しておいたほうが便利そうです。

ガイドに主要な協会や広場について解説してもらったら、

「これから丘に登って遺跡を見よう。」

と案内されたのでついて行く事に。

この時点で富士山山頂の標高を超え、この旅で初めての高山病の症状(頭痛)が現れはじめたが、もう夕方だし、初日だからこんなもんでしょう、と考えて頑張ることに。クスコ中心地から30分くらい移動し、Saksaq Waman(古いインカ帝国の言葉で「満腹のハヤブサ」という意味)の遺跡を見た。

(オーストラリアから来たという彼女は、「Nikon」を「ナイコン」と発音していた。)

ガイドが言うには、現在わかっているのは、誰が大体いつごろ建てたかということだけで、何の為に建てたのか(軍事的理由?宗教的理由?)また、どうやってこんな複雑な石垣を削り出し、構築したのか?どこから石を運んできたのか?などは、謎のままとのこと。
その後、街に戻ると繁華街ではフォルクローレーをしているお店があったので食事。相変わらず高山病で頭もいたかったのでノンアルコールで。テーブルにいると、日本人2人組の男性(彼ら自身もさっき出会った)に一緒に食べないか?と誘われたのでご一緒させてもらった。


(日中は温かいが、日が沈んでから急激に冷え込んだ。3〜5℃くらい。)

2人とも東京から来ていて、1人は1ヶ月くらい滞在していて、そろそろ帰ろうかと思っていたところらしかった。旅の最後にこういう出会いがあるのも不思議だなと言っていて、緯度や経度についてや、いわゆる2次元の世界地図が、極地付近ではいかに歪んでいるか?などという話をした。

そんなこんなで2日目は終了。