剣ヶ峰敗退

早まって富士登山を申し込んでしまった@uuuuuu35から

「富士山山開きツアーがあるが、行かないか。」

と誘ってもらったので乗っかる形で、山開きであるところの6月30日~7月1日の日程に行ってきました。

何となく富士山は「登る」というより「遠くから見る」というイメージが自分のなかで強かったので、誘ってもらって登るキッカケができて良かったかな。あと、いわゆる登山ツアーも初めてで、多人数のパーティで登るということが非常に新鮮でした。

道中、さすが富士山という感じですが、渋滞、渋滞、渋滞、、これ8月などはもっと人が多いのですかね。。

八合目まで登って仮眠をとった後に山頂アタックの予定でしたが、悪天候で危険ということで、ツアーガイドさんの判断で、中止ということに。

「こんくらいならいけるよ~!」
「せっかくここまで来たのに!」
「ご来光は無理でもいいからせめて山頂まで行きたい!」

という人も多くて、自分としても

「いつもの少人数パーティだと核心部くらいまでは行ってみるかな。」

というくらいの風雨。でも、こういう場合に(雰囲気的には倒しにくい中で、)安全側に倒すのは妥当な判断だなと。さすがプロ。

というわけで、人生初の敗退登山になった訳だけど、自分で計画を立てた登山ではないからか、意外と悔しさはそこまでなかったり。またいつか登るでしょうきっと。

あと、新宿に帰ってきた後にいつもいってるスポーツジムに行ったら、

「僕も朝まで富士山にいたよ~」

という方が2人もいらっしゃって、やっぱ富士山人気だな~と。

以下、予実績

予定
 0700 新宿発(バス)
 1100 富士スバルライン五合目着
 1200 登山開始
 1700 八合目山小屋着
 1800 仮眠開始
 0200 仮眠終わり
 0230 山頂アタック
 0430 ご来光
 0530 下山開始
 0700 八合目山小屋着
 0800 八合目山小屋発
 1130 富士スバルライン五合目着
 1300 温泉
 1700 新宿着

実績
 0700 新宿発(バス)
 1100 富士スバルライン五合目着
 1200 登山開始
 1700 八合目山小屋着
 1800 仮眠開始
 0200 仮眠終わり
 0230 山頂アタックできず(嵐のためガイドストップ)
 (寝たりコーヒー作って飲んだり)
 0800 八合目山小屋発
 1130 富士スバルライン五合目着
 1300 温泉
 1700 新宿着

金峰山に登頂した日

随分と更新が空いてしまった。

というわけで、6月23日に、いわゆる金夜出発のパターンでケイトクさんと金峰山へ。ちょうど台風が過ぎるか過ぎないかという瀬戸際だったのでドキドキしてたけど、無事台風一過ということで良好なコンディションでした。

詳細はすでにケイトクさんが日記にしてくれているので、細かくは良いかな。。

ともかく金峰山はマジックを呼ぶ。相変わらずスゴい景色でした。

茶臼岳に登頂した日

5月4日に那須高原は茶臼岳に登ってきた。ロープウェイで山頂下までアプローチして、そこからは実質登り1時間で頂上。かなりガスっていたけれど、時々晴れて景色が見れた。イージーな山だったけど、楽しめた。

高さや難易度だけが山ではないし、楽しみを単純化しすぎるのは良くないなと思った。スノーボードでも技を体得したくて練習するのも楽しいけど、単に景色を見ながらフリーランするのも良い。ピークハンティングだけが登山ではない。

夏に向けて、どんなことやっていこうかな。

積雪期赤岳文三郎尾根ルートソロ登頂

初めて赤岳に登ったのが2010年8月。それ以来、いつか冬に登りたいと思っていて、ジョギングやら筋トレやらを地味に実施。今年こそやらないと、また来シーズンになってしまうと思ったので敢行。
当然と言えば当然だが、圧倒的に今までで一番過酷で怖い登山だったし、下山して3日たった今でも何となくあの時の死にそうなビリビリとした緊張感の中にいた感覚が残っている。あとこの登山で右耳に本格的な凍傷を負ってしまって、現在治療中である。
ただ、振り返ってみると、自分の体力的なものやスキル的なもの、判断力を頑張って精一杯発揮できた、とても良い登山だったと心底思う。

今回選んだルートは下記の通り。

美濃戸口→美濃戸山荘→南沢→行者小屋→文三郎尾根→赤岳山頂

西側から登るというコース。冬期の赤岳としては、2番目に易しいコースとのこと。
何故このコースにしたかというと、単純に難易度が(まだ)低い方だということと、実は前回の赤岳登頂のときの下りでほぼ同じルートを踏んでいるので、そういった安心感を求めて。

とりあえず深夜に白金を出発し、明け方に八ヶ岳山荘に到着。冬でもそこから車で美濃戸口まで行けるということだったのだが、見た感じジムニーとかパジェロミニとか軽量系四駆しか行けない(そのとき乗ってたのはデミオ)。予定外だが、歩いても1時間くらいなので、八ヶ岳山荘に駐車して歩くことに。


八ヶ岳山荘で車から降りる最初の一歩から既にアイゼンは装着済み。


一時間くらい歩くと、本来駐車しようと思っていた美濃戸口に到着。やはり四駆でないと無理だ。(四駆でも行けたかどうか。)

ここからは南沢を経由して行者小屋に向かう。前回の下りでも感じたが、美濃戸山荘〜行者小屋までのアプローチが本当に苦しい。斜度が無いので高度は稼げない。景色は良いかというと、基本的に沢を沿って歩くだけなので何も変化無し。高々2時間半くらいの歩きなので肉体的には余裕はあるが、精神的に消耗する。そしてその気力の消耗によって集中力が切れてしまうということが今回の登山では一番怖かった。


行者小屋に到着。登山者に話しかけてみると、文三郎尾根に行く人、地蔵尾根に行く人、赤岳鉱泉を目指す人、色々であった。写真の二人組は、いわゆるバリエーションルートである西壁主稜に取り付き、アンザイレンによるミックスクライミングで山頂直下まで直登すると言っていた。

行者小屋から30分程度歩くと、長い長いアプローチが終わって、ようやく文三郎尾根へのとりつきへたどり着けた。ここからようやく登山という感じである。

しばらく登って後ろを振り返ると、アプローチしてきた美濃戸からの沢が見えた。下の写真の谷になっている部分を歩いてくるのが今回のアプローチだった。

文三郎分岐が近づくにつれて、遠くから見てもどう考えても危険なので、もう諦めて引き返した方が良いのではないかと思い始めてきた。

ただ、今のところ決して大きな失敗はしていない(あえて言うなら最初の八ヶ岳山荘から美濃戸口まで1時間くらい想定外の歩きがあったが全く問題では無かった)。それなのにただ怖いからといって帰るのが、何となく理由を付けているようで嫌だったので、とりあえず山頂直下の核心部までは前進しようと決めた。

あと、終始謎の行動をとるおっちゃんがいて、行者小屋から常に後ろについてきていた。風よけにしていたのか、俺がアイゼンを蹴り込んで作ったスポットを使っていたのか不明だが、先に行くように言っても行かないし、俺が休んだら休んでいた(上の写真参照)。別にパートナーでも何でもないので、「次はお前がトップ引けよ!」と言う気もなければ、そもそも権利も持っていないので、ほうっておくことした

そうこうしているうちに引き返すかどうかを決める核心部の真下に到着した。文三郎尾根の核心部付近はミックス気味になっていて、今まで一発で決まっていたアイゼンやピッケルが岩を打ってしまって決まりにくくなってきていたが、逆に闘志(多分、体が死を予感しててテンションがあがっている)が湧いてきていて、頑張って登ることに決めた。

そして、気がついたら登頂していた。

周りに人はあまりおらず、写真は手持ちで自分撮りとなった。

後で気づいたが、このとき右耳の上部が思いっきり凍傷にかかっていた。(写真を撮った当時は、ホワイトアウトしていて、発見できなかった。)

帰りはどうやって帰ってきたのか正直あんまり覚えていないが、少なくとも行者小屋から都内のレンタカー屋までは、半分以上寝てたように思える。とにかく生きててよかった。

こんなに全力使った日は人生でもそこまで無かったので、非常に良い経験ができた。ただ、しばらくは登山はやる気が起こらない気がする。ちょっと出し切った感がある。暖かくなってきてから、また奥多摩などの低山などから登り直したいように思う。

積雪期三ノ塔に登頂した日

というわけで、work{holiday:timewaste;} 主宰のT_keitoku師に誘われる形で、下記の登山に参戦しました。

冬の登山って、ある意味プロジェクトマネジメントと似ていて、計画が間違っていたら、それをもとに策定されたすべての技術要素が無に帰すってところがあって。。でも、結論から言うと、非常に安定した見積もり精度・・・!私、感動致しました。

予定スケジュールは下記の通り。

06:28 「立会川」発
07:02 相鉄線急行「海老名」行 乗換
07:41 小田急線急行「小田原」行 乗換
08:02 「秦野」着
08:18 「ヤビツ峠」行バス
09:10 「ヤビツ峠」着 登山開始
13:30 「塔の岳」登頂

ですが、予定外のハプニング。路面凍結の為ヤビツまでバスが行かず、 その手前の「蓑毛」から登りはじめる事に。しかし、このような予定外のロスは、よくあること。目標を三ノ塔に変更し、そこだけはコミットしようと頑張ることに。この柔軟さこそ、アジャイル!

ってなわけで登頂。


下山途中いろいろなコンテンツを楽しめるような体力も着いてきたので、次はいよいよ八ヶ岳ですかね?楽しみにしております!!どんどんコミットメントしていきます!

赤城山主峰黒檜山に冬期登頂した日

1月7日に去年の本沢温泉に行って以来、ちょうど1年ぶりとなる雪山登山に行ってきました。
行程自体は往復4時間弱の余裕のコース。けど、それもラッセルがあったからだな〜。朝イチで行く人はやっぱ凄い。。そろそろアイゼンとスノーシュー買わないと限界、、お金ケチって死んでもいけないのでいい加減ゲットしましょう。

登山自体は、本当に冬の低山という感じで、木と雪の世界。風が木の間をすり抜けていく音しか聞こえなくて、非常に良かったです。

すいません、白背景なのにこんな写真ばっかで。。(実際に目の前に広がると綺麗です。)

鷹ノ巣山(東日原ルート)

とりいそぎ記録だけ。

メンバー:じーかん、いよちゃん、俺、(言い出しっぺの牛尾は寝坊して欠席)

0730 新宿駅集合
0744 快速ホリデー一号乗車
0915 奥多摩駅着
0935 東日原行きバス乗車
1005 終点下車&登山開始
1345 山頂&昼食
1415 下山開始
1615 麻葉の湯
1800 奥多摩駅発
2200 新宿着

山頂はあいにくのガス。

前に登った5月とは違う山のようだった。

かなり体力的にも余裕を残せた山行だった。だんだん登山の能力あがってきたかな〜。でも下山時にちょっと膝に違和感があったのが心配。。あと、やっぱもうこの時期の登山は、ライトは必携。ちょっとでもスケジュール遅れると、もう周りは真っ暗。もう少しで大変な事故に繋がるかもしれなかった・・・。覚えておこう。

南アルプスの仙丈ヶ岳に登った日

9月18日〜19日で、マチュピチュ以来のひさしぶりの登山に行った。ケートクさんに誘ってもらって行った山なので、詳細はケートクさんの日記を参照のこと(ずるい)。

CONTAX TVS IIだけ持って行きました。

とにかく多くの高山植物があって、緑の深い山だった。

登山をしている時間の割合的には、森の中が半分で、もう半分は沢沿いの道や稜線、森林限界を超えているところを歩いていて、変化に富んでて飽きなかった。

森林限界付近の、背の低い植物が生い茂っている世界は、金峰山で見たものと近かった。

おつかれさまでした、ありがとうございました!>メンバー各位

阿弥陀岳と赤岳をプチ縦走した日

というわけで、前回の単独行から約1年ぶりの八ヶ岳連峰。今回はどうせなら2つくらい登頂してしまおうってことで、阿弥陀岳と赤岳を日帰りで登頂することに。

登り7時間、下り5時間半!
結構疲れた。。肉体的もキツいし、霧がスゴくて精神的にもまいった。景観ゼロでしたな〜。笑
しかし、このくらいが日帰り登山の限界だね〜。これ以上だと一泊しないと注意力なくなって滑落しそう。もしくは帰りの中央道で居眠りして事故りそう。

以下、タイムテーブル。

2300 横浜発
0300 八ヶ岳到着(登山口探して迷う。。 )
0400 八ヶ岳山荘到着&登山開始
0830 阿弥陀岳登頂
1130 赤岳登頂、赤岳頂上山荘で昼ご飯&休憩
1230 下山開始(地蔵尾根ルート) 
1800 八ヶ岳山荘到着
2200 横浜着

という感じでした〜。

野生の鹿がいた。

金峰山を諦めて大菩薩峠に登った日

今回はケートクさんのお知り合いであるいわおさん夫妻にお車をお借りして、金峰山に登ろうっていう企画。いわおさん夫妻には、gooutcampの時にもテントを借りてるし、本当にお世話になりっぱなしで頭が上がりません。

4月30日の2200ごろに蒲田を出発し、1時ごろに大弛峠に到着して登山開始・・・・するはずが、なんと大弛峠の12km手前くらいの道が、残雪期通行止め!えええええ〜〜〜!山荘に電話したときも「今はもう普通に登れますよ」って言ってたじゃ〜ん!って思ったけど、まぁそれは瑞垣から縦走とかすりゃあ全然登れるもんなあ。。

というわけで今回は完全にmy bad…..いわお夫妻へ恩をあだで返すとはまさにこのこと!本当にすみませんでした。。しかし、コンティジェンシープランを発動せねば、本当に無駄になってしまう、ということで瑞垣あたりに目標変更して登れないかiPhoneでリサーチ!・・・が、瑞垣と金峰は山頂こそ近いけど、登山口は離れていて、車で2時間30分くらいかかることのこと。。ええ・・・。

ってことで、最終的には1時間30分くらい移動して、大菩薩峠に登ってきました。

この山は、百名山なのにおよそ1時間半くらいで登れるっていうお手頃な山。曇ってたのが残念だったけど、晴れてたらかなり景色も良さそうだったな〜。富士山とか八ヶ岳連峰も見えるらしい。

そんなこんなで天空の湯でひとっぷろ浴びて、しまむら農園でいちご狩りして帰宅。

本当にいわおさん夫妻には申し訳ないことをしてしまったので、今度ぜひ何かしらで名誉挽回したいところ・・・!